探せばこんなにある!!看護師の働く場所・種類

看護師

こんにちは、現役看護師のさやかです^^

看護師のみなさん、こんなことを思ったことはありませんか?

「私、このままで良いのかな…。」「違うことも経験したほうがいいんじゃないかな…」「病院以外って、どんなところで働けるのかな…」

私は常に思ってました(^^;; もっといろんなことを経験してみたくていろんな知識を習得したくて探してみました。探してみると、こんな場所でも看護師は働くことができることがわかったのでシェアしたいと思います!!

大学病院・一般病院

各部署として病棟・外来・救急・手術室・透析室・カテーテル室・地域連携室・化学療法室などがあります。ここで、大学病院と一般病院の特徴を簡単に少しみていきましょう。

大学病院

大学病院は、国立・私立などの大学や研究機関の付属病院として位置付けられています。最先端の医療高度な医療技術が提供されており、専門的な診療が行われています。診療科は一般病院と比べると細かく分かれています。院内に研修医が多いため、看護師が行なう採血や注射などの医療行為が限られる傾向があります。

教育・研究機関ですので、看護師の研修や勉強会などの教育体制がしっかりと行われます。最新の医療技術や知識を習得する環境が整っているため、分野に特化した高い専門性を身に付けることができます。

病院

病院とは、20床以上の病床を有する医療機関を指します。一般病院は運営する機関によって診療科の数や規模はさまざまなです。一般病院は大学病院と比べて看護師が行える医療行為は多くなるため、日々いろいろな経験を積むことができます。院内教育制度が充実している病院であれば、スキルアップもできます。小規模の病院の場合、外来と病棟の両方の仕事を受け持つ場合があります。さまざまな患者への対応が必要となります。

ここでしっかりと技術や知識を習得できたら、あとは応用できるようになると思います!

クリニック

医療機関は病院診療所に分類されます。クリニックや医院は診療所の分類になります。「病床数が19床以下」または「無床診療所」があり、その多くは外来診療です。病院よりも仕事の範囲の幅は広くなり、通常の看護業務に加えて、診察の準備から片付け・診察介助、事務作業などの仕事をすることがあります。

クリニックは少ないスタッフ人数での運営となりますので、看護師に求められる役割はかなり多いです。また、少ないスタッフだからこそ、即戦力として働くことが求められます。採血・点滴のスキルは必要です。外来メインのクリニックは入院施設がないため、日勤のみの勤務となります。夜勤がない分、ワークライフバランスがとりやすいです。

美容外科クリニックでは自由診療で運営しているところが多いため、接遇や身だしなみには注意が必要です。クリニックによって違いますが、美容関連商品の販売業務を任されることもあるでしょう。

少ないスタッフ人数で働くので、もちろん看護師同士や医師、受付とのコミュニケーションも大切になってきますね^^

介護施設・老人ホーム

介護施設・老人ホームといっても、要介護の程度や入居期間、費用などによってさまざまな種類があります。また施設によって医師や看護師の配置基準も異なります。公的・民間施設があり、各施設に置ける看護師の仕事内容も異なります。

公的施設として特別養護老人ホーム介護老人保健施設介護医療院ケアハウスがあります。

民間施設として介護付き有料老人ホーム住宅型有料老人ホームサービス付き高齢者向け住宅グループホームがあります。

介護施設で働く看護師の仕事は主に2つです。

1つは入居者の健康管理です。これは介護職員と協力して行いますので、ほとんどの仕事内容が非医療行為のなります。もう1つは、薬の管理などの医療行為です。医師が常駐していない介護施設での医療行為は、看護師が行います。

介護施設では、医師や介護職員などの他のスタッフとの密な連携が求められます。高齢化社会が進む中、今後のニーズが高まる分野です。

高齢者との交流が好きな方、看護師としての視野を広げるためにも経験することをおすすめします。

企業

産業看護師

産業看護師は、企業の保健室が職場になります。

多くの場合、企業の保健室には保健師がいます。(医師がいることもあります)従業員の健康管理、健康診断の関するデータ管理や保健指導などの業務を専門に行います。またメンタルヘルスに力を入れている企業もあり、悩み相談やカウンセリングのようなことも仕事の内容に含まれます。

企業規模によっては、千人単位の従業員の健康管理を行うことになるので、パソコンのスキルは必須になってきます。

CRC:Clinical Research Coordinator(治験コーディネーター)

製薬会社が新薬を開発するときに、最終段階で人体への有効性と安全性を確認する臨床試験(=治験)を行います。その治験の調整役となるのが、治験コーディネーターです。おもに医療機関で働きます。

製薬会社の臨床開発モニター(CRA)、治験を実施する医療機関の医師と各部署(治験事務局、医事課、薬剤部、検査部、看護部)と協力して治験を進めていき、被験者となる患者さんのサポートをします。患者さんと直接お会いし、不安や心的負担を軽減するために相談相手になります。

治験は数ヶ月〜数年に渡るので、基本的には1つの治験を担当しますが、複数の医療機関で治験を担当することもあるようです。

新薬の開発には、膨大な時間とコストがかかります。また被験者の方は、善意で治験に協力してくださっています。病院看護師とは違うということを自覚し、自分の言動・行動には十分注意が必要です。

MR:Medical Representative(医療情報担当者)

MRは製薬会社の営業担当者として製薬会社に所属する場合と医薬品営業マーケティング受託機関に所属して、そこから製薬会社に派遣される場合があります。営業担当者といっても薬を販売する仕事ではなく、医薬品の情報を扱う仕事です。

医薬品の基礎情報(効果・用法・用量など)や相互作用、使用上の注意点などが記載された添付文書に関する情報提供を行います。医師の処方が必要な医療用医薬品を扱います。また、医療情報を提供するだけではなく、医療機関から医薬品の有効性(効きめや効果的な使い方)や安全性(副作用など)に関する情報を受けます。得られた情報は製品開発に活かしたり、副作用などが出た場合は厚生労働省への報告を行なったりします。

フィールドナース

クリニカルコーディネーター(CC)、クリニカルスペシャリストと呼ばれることもあるようです。

フィールドナースの職場は医療機器メーカーになります。看護師としての知識や資格・英語力を活かして、自社製品のプレゼンテーション医療機器の実演デモンストレーション製品販売のサポート医療機関へ医療機器(納品後)製品のアフターフォローやトラブル対応が仕事の中心となっています。このため看護業務は一切行ないません。

営業先は病院だけではなく、クリニックや介護施設などにも医療機器を導入することがあるので、フィールドナースは幅広い知識が必要となります。

企業で働く看護師は少し特殊ですが、看護師としての経験が役に立ちそう!!

訪問看護

看護師は基本的に1人で、在宅で療養する利用者さんの自宅を訪問します。主治医が作成する訪問看護指示書に基づき、健康状態のチェック、医療処置(測定、注射、点滴、記録など)や看護ケア(食事、排泄、清潔、機能回復訓練など)、療養指導、身体介護などを行ないます。

場合によっては、訪問介護やデイサービスなどの介護サービス事業者と連携することもありますし、訪問診療を行なう医師、地域の入院施設がある病院、自治体などとも連携する必要があります。さらに、利用者さんだけではなく、家族へのメンタルサポートも仕事をする上で必要です。

利用者さんのイメージとして、高齢で寝たきりの方の印象が強いかもしれませんが、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢が対象です。診療科も内科だけではなく、ターミナルケア、精神疾患、脳神経・整形外科のリハビリに特化した事業所も増えています。

訪問看護の仕事も介護施設同様、看護師ニーズが今後ますます高くなる分野です。

私の看護師の友達が「ある程度、自分のペースで訪問できるからいいわよ〜」って言ってます^^

健診センター

健診センターで働く看護師の仕事は、健診にまつわる業務すべてです。問診や採血、測定がおもな業務となります。特に採血の関しては、1人で多くの人数の採血を担当することになる場合もあり、健診センターで働くには必須のスキルです。

最近では胃バリウムだけでなく、胃カメラによる健診をおこなう施設も増えているため、内視鏡検査の介助経験も必要となってきます。

健診センターのような施設で働く場合と、健診車で企業や職場、学校を回って業務を行なう場合があります。健診を受ける方は基本的に健康な方です。病院で看護をしている患者さんとは異なり、人間ドックなどの自由診療の健診に関わることもあるため、さらに接遇マナーなどが求められるでしょう。

採血技術のスキルアップや、接遇マナーを習得することができますね!!

保育園

保育園での看護師の最も重要な仕事は、園児の健康管理です。園児たちが元気に過ごせるように毎日の健康状態を観察していきます。アレルギーがある園児や急に具合の悪くなった園児の管理、転倒などによる軽い怪我の応急処置、必要に応じて保護者への連絡や医療機関への受診なども行ないます。病児がいる場合は与薬をし、インフルエンザや溶連菌の流行する季節には予防方法を保育士や園児に指導もします。そのほか、園児の健康診断や歯科検診での補助や保健だよりの作成、保育士や保護者へのアドバイスなどがあります。園児との外遊びやレクリエーションへの参加など業務内容は多岐に渡ります。

もう1つの仕事は、保育士のフォローです。看護師としての業務だけではなく、保育士と同じように園児たちの食事や排泄の世話、外遊びやレクリエーションへの参加があります。保育園によっては、クラス担任を受け持つ場合もあるそうです。

子供ちゃんが大好きなら、天職ですよね〜

学校保健室

看護師や保健師の資格を持っていれば学校の保健室で働くことができます。公立の保健室で働くには養護教諭の免許が必要ですが、まれに養護学校の保健室で、看護師資格のみで勤務が可能です。また私立大学や小規模の大学の保健室での勤務も看護師免許のみで勤務可能なことがあります。そのほかの学校で働こうと思った際には養護教諭の資格が必要となります。

求人を見ていても大学保健室の求人が多いように思います。

仕事内容としては、生徒や学生の救急処置、健康管理、健康相談、保健指導などがあります。健康管理を行う対象は生徒や学生だけでなく教職員も含まれるので、多人数を管理する能力が必要となります。

看護教員

看護教員とは、看護大学看護専門学校で講師として講義・演習・実習などの授業を行います。自身が看護師として学んできたことや経験してきたことを、看護師を目指す学生に教えるという教育の仕事です。

しかし、看護師免許があれば誰でも教員を目指せるわけではありません。「看護師養成所専任教員資格」を取得する必要があります。

条件として5年以上の臨床経験、看護教員養成講習会の修了(または大学での教育に関する科目を履修して卒業)の2つを満たさなければなりません

臨床経験年数がクリアしていれば、資格は後から取得すればOKです。先に看護専門学校に就職が決まってから、働きながら資格を通信制大学の看護教員養成コースなどで取得できます。

資格を取得するまでの仕事は、看護大学・看護専門学校などの教育機関で実習指導教員として、一定期間のみサポート業務を行ないます。教員資格を取得したら、専任教員として講義や実習の指導を行ないます。

児童福祉施設

児童養護施設の看護師の仕事は、医療行為を行うことがほとんどなく、子供の健康管理や衛生管理、精神ケア、さらに怪我・病気への処置がおもな業務となります。施設で生活しているのは、何らかの理由で親と過ごすことができない子供たちです。このため施設は家庭の代わりになります。親の代わりを看護師や保育士などのスタッフが担っています。子供一人ひとりとしっかりと向き合いながら信頼関係を築き、子供にとって身近で安心できる存在になることがとても大切です。

施設には看護師のほかに、保育士、臨床心理士、児童相談員、委託医などさまざまな職種が存在します。他職種との連携が重要となってきます。残業や夜勤がない施設が多いため、ワークライフバランスは取りやすくなると思います。

年齢の幅も広い子供たちが、安心して生活することができる環境作りが必要ですね。

全体的に医療行為が少ないため、看護師としてのスキルアップをはかるのは難しいでしょう。

保健所

保健所や保健センターでの看護師のおもな仕事は、地域の人々の健康相談や家庭訪問、健康診断、予防接種の実施などがあります。病気の看護というよりも、予防看護が中心の仕事です。

保健所や保健センターは、地方自治体が運営しており、そこでの勤務は地方公務員として働きます。ただ、保健所には保健師が働いていることが多く、看護師の採用は少ないようです。


いかかでしたか?看護師として活躍できる場所はこんなにたくさんあります。スキルアップを目指していろいろな職場を経験することも楽しいと私は思います。今回書ききれなかったのですが、海外で看護師として働くという手段もあります。

ただ職場を変えるということは、また新しい人間関係を作っていかなければならないのはどうしても避けることができません。もし苦痛と感じないのであれば、どんどんチャレンジしてみることをおすすめします。

看護師は勤務の中で、緊張感や責任感というストレスがかなりかかる仕事だと思います。少しでもそのストレスが軽減されて働くことができる環境と巡り会うことができますように^^

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次は看護師の働き方について、情報をシェアできたらと思っています。